アナウンサーの滑舌トレーニングについて
アナウンサーは滑舌が良いことが大前提とされます。よって、現役のアナウンサーも毎日滑舌トレーニングに励んでおり、その練習方法は非常に効果的です。
今回はアナウンサーの滑舌トレーニング方法を紹介していきます。
アナウンサーの滑舌トレーニング
(1)まずは準備運動から
滑舌のトレーニングだからといって、口元だけを解せば良いというものではありません。
しっかりとストレッチを行なってから、滑舌トレーニングを始めましょう。
滑舌トレーニング-準備運動のやり方
- 足を肩幅に開いて、手を合わせて組みましょう。リラックスした状態になるよう意識してください。
- 両手を組んだまま天井に向かって伸びをしましょう。手のひらは天井に向けてください。
- 伸びのポーズで5秒間、息を止めます。
- 息を吐き続けながら、ゆっくりと腕を下ろします。これを3セット行ないましょう。
(2)口を動かすトレーニング
口を動かすためのトレーニングです。早口言葉ではありません。
- まずは、足を肩幅に開いて立ちましょう。
- 以下の例文を一文字ごとに区切って発声していきましょう。
「あ・え・い・う・え・お・あ・お
か・け・き・く・け・こ・か・こ
さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ」
タ行以降も同じ母音の順番で発声していきましょう。
パ行・ガ行などの濁音もしっかりと行なってください。
(3)早口言葉を使った滑舌トレーニング
アナウンサーが練習に用いる早口言葉の一例です。
- 新進議員 委員に新任、いちいち機敏に議事を審議
- 貨客船の旅客(りょきゃく)は良く柿食う旅客(りょきゃく)
- 月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月
- カエルぴょこぴょこ、三ぴょこぴょこ。合わせてぴょこぴょこ、六ぴょこぴょこ
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