滑舌とスピーチ・プレゼンテーション
普段はちゃんと話せるのに、スピーチやプレゼンテーションになるとうまく話せなくなるという場合もあります。緊張しているから当然ではありますが、噛んだり、言いよどんだりして、相手からの印象が悪くなってしまったら問題です。
今回はスピーチやプレゼンテーションと滑舌について説明します。
スピーチやプレゼンテーションと滑舌
(1) 緊張してしまうとうまく話せなくなる
誰でもスピーチやプレゼンをする時は緊張します。緊張が顔に出ない人もいるでしょうし、緊張するほどうまく話せる人もいるでしょう。人前に出ると全く言葉が出て来なくなってしまう人も同様です。
全く緊張しないよりは緊張していた方が自然ですし、緊張すると本来以上の力を発揮する場合もありますから、緊張しないように無理をしてはいけません。言葉が出なくなったり、声が小さくなったりするなどの問題を抱えている場合は、滑舌の練習をしてスピーチやプレゼンの時でもいつもと同じように話ができるようになりましょう。
(2) スピーチ・プレゼン前の滑舌練習
スピーチやプレゼンが始まる前が最も緊張する時間だと思われます。目の前には聴衆がいて、大きなプレゼンなら目上の方も大勢いらっしゃる場合もあります。そうした場でいきなり声を出したり、舌回し運動をしたりする滑舌練習はできません。
その場合は深呼吸をしましょう。お腹に空気が入るようにゆっくりと息を吸って、限界まで吐き出します。吐き出す時はお腹の筋肉が肺の中の空気を全て押し出すようにギリギリまで粘ります。もう一度吸うと、今度はもっと沢山の空気をお腹にため込むことができます。それを何度か繰り返しましょう。
深呼吸をすると、自然と気分が落ち着きます。雑念を払って、集中力を高める効果もあります。すると緊張が軽くなりやる気が出てきます。さらに、深呼吸をすることで声も出しやすくなります。お腹に力を込めて、声が一番後ろの席の人にも届くように意識しましょう。
落ち着いて話せる状況を作る
スピーチやプレゼンの前は緊張するのが普通です。そうした場でも落ち着いて話ができるように、自分のコンディションを整えたり、日頃から滑舌の練習をしたりするなどしておきましょう。
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