滑舌とめまい
めまいも滑舌の悪さが原因の場合があります。最近頭がぼーっとする、くらくらするなどの症状が出ている人は滑舌も悪くなっているかもしれません。
今回は滑舌とめまいについて説明します。
滑舌とめまい
(1) 滑舌とめまいの関係
噛むと脳が活性化するように、滑舌が悪くなると直接脳にも影響が出てきます。その結果がめまいとなって現れることもあります。話しているとすぐ顎が疲れてしまう人は、無理をすると頭もくらくらしてきてしまうことがありませんか? 頭痛がしたり、気分が悪くなったりするのは、滑舌が悪いせいかもしれません。
滑舌を改善するには、舌の筋肉や表情筋を鍛えるだけでなく、歯列矯正による歯並びや噛み合わせの改善、顎の関節の調整などの方法もあります。骨格に問題があると脳にも影響しやすくなりますから、めまいの原因がわからない人は一度滑舌の方面を疑ってみた方がいいかもしれません。
(2) 滑舌がよくなると頭もすっきりする
滑舌を改善すると、口周辺に余計な力が入らなくなり、肩こりなども改善します。頻繁にめまいがしていた人も、歯から来る脳への悪い刺激が減りますので、めまいが起こりにくくなります。
歯列矯正の過程で歯の位置が徐々に動かされている途中は頭が痛くなったり、気分が悪くなったりもします。ですが、歯並びがきれいになり滑舌よく話せるようになると、噛み合わせもよくなり、話したり噛んだりすることで適度な刺激を脳に送れるようになりますので、頭がすっきりします。
めまいの原因は疲れやストレスという場合もあります。あくまでこれは可能性の話です。他にも、重篤な病気が原因のめまいもありますから、注意してください。
滑舌をよくしてめまいも治す
めまいは頻繁に起こらない限り見落とされがちな症状の一つです。ちょっとくらいなら寝れば治ると思うでしょう。まさか滑舌の悪さが原因とは思わないはずです。滑舌が原因だと気付いたら、治すのは難しいことではありませんので、滑舌の練習をしてみてください。
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