滑舌と表情筋

滑舌と表情筋について

表情筋が衰えると滑舌が悪くなります。特に口の周りの表情筋は滑舌と密接に関係している筋肉です。

言葉を話す時には必ず口の筋肉を使います。そして、口の筋肉を使わずに話しているせいで、滑舌が悪くなってしまっている人もいます。
表情筋を鍛えて、滑舌を改善していきましょう。

今回は滑舌と表情筋について、説明していきます。

表情筋は、頬筋、口輪筋、オトガイ筋、口角下制筋、下唇下制筋、笑筋、頬骨筋、口角挙筋、上唇挙筋、鼻中隔下制筋、鼻筋、鼻根筋、皺眉筋、目輪筋、耳介筋、側頭頭頂筋、頭頂筋に分かれています。

滑舌に関係する表情筋は頬筋、口輪筋、オトガイ筋、口角下制筋、下唇下制筋、笑筋、頬骨筋、口角挙筋、上唇挙筋、鼻中隔下制筋、鼻筋、鼻根筋です。

ほとんど全ての表情筋が滑舌に関係していることがわかります。

このように滑舌改善のためには、顔全体の表情筋を鍛えていく必要があるのです。

早口言葉は言うだけで表情筋を鍛えることができるトレーニングです。

噛んでしまっても問題ありません。何度も繰り返し言うことで表情筋が酷使され、その都度、筋肉が強くなっていきます。

オススメの早口言葉は「きゃりーぱみゅぱみゅ」です。

表情の変化が乏しい人は、顔の筋肉が衰えています。同時に喋る頻度が少ない人も顔の筋肉が衰えて、滑舌が悪くなりやすい傾向があります。

「久しぶりに友達と会って長話していたら、顔の筋肉が痛い」という人は要注意です。

日頃から会話をする、もしくは笑顔を浮かべるように心がけましょう。

鏡を見ながら、口角を上げるトレーニングを行なうだけでも、滑舌改善に繋がります。