言いにくい言葉と滑舌について
早口言葉のような言いにくい言葉を練習することで、滑舌そのものを改善することができます。
言いにくい言葉は滑舌の練習に最適なのです。
そこで今回は滑舌を改善する際に役立つ言いにくい言葉を紹介していきます。
言いにくい言葉と滑舌
滑舌練習に役立つ言いにくい言葉
滑舌が悪くて悩んでいる人の中で、もっとも多いのが「サ行」と「ラ行」の発音です。
まずは、早口言葉で「サ行」と「ラ行」の滑舌をチェックしてみましょう。
下記の早口言葉を三回ずつ、読み上げてみてください。
【サ行の早口言葉】
- ジャズシャンソン歌手
- 除雪車除雪作業中
- 昭和シェル石油社歌唱歌
- 消費者少子化担当大臣
- 手術中
【ラ行の早口言葉】
- らりるれろ りるれろら るれろらり れろらりる ろらりるれ
- 治療中のラクダの泥だらけのからだ
- ラッパがダッパ、ラクダがダクダ、ロンドンがドンドンロード
なぜ、しゃべりにくいのか
サ行、ラ行が喋りにくい原因は、舌の位置や口の形が正しくないからです。特に舌の位置や形は重要で、サ行は発音の瞬間、舌先が前歯の裏側にあたるのが正しい位置です。
ラ行は舌を反らせるのがポイントです。舌先だけが上顎につくように意識しましょう。舌の横側も上顎についてしまうと「ダディドゥデド」に近い発音になってしまいます。
繰り返し練習する時のポイント
早口言葉を使って、繰り返し滑舌を練習することで、滑舌改善を行なうことができます。
ただし、舌の位置や唇の形、息の吐き方が正しくなければ、どれだけ練習を繰り返しても効果はありません。
声のボリュームを抑えた状態で練習するのも、良い方法ではないでしょう。
口を大きく動かして、誰かに喋りかける時と同じような声のボリュームで反復練習を行なうことが大切です。
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