滑舌と肥満・ダイエット
太っている人の声が聞き取りにくいと感じることがありますよね。それは声がくぐもっていたり、舌がよく回っていなかったりするからです。
太っていることが滑舌の悪さの原因であれば、痩せながら滑舌の練習をしていく必要があります。
今回は太っている人と滑舌の関係について説明します。
太っている人と滑舌の関係
(1) 滑舌と肥満
太っている人の声が聞き取りにくいということが時々あります。太っていることが滑舌の悪さの原因である場合、首回りや顔に脂肪がつきすぎて声が出にくくなっていたり、表情筋が動かなくなっていたり、また、舌が脂肪で厚くなって動かしにくくなっていたりします。
首回りの脂肪によって声がくぐもってしまうだけであれば、滑舌そのものは問題なく、痩せれば自然に聞き取りやすくなっているかもしれません。ですが、痩せていくのを待っているのでは仕方がないので、滑舌の練習をしてなるべく聞き取りやすい声にしていく方が望ましいです。
(2) 滑舌とダイエット
滑舌の練習をすることは多少ダイエットにも効果があります。表情筋を鍛えることで、顔や顎についた脂肪を燃焼させることができますし、腹式呼吸で声を大きく出す練習をすると、軽い運動をした時と同じですので、体が熱くなり脂肪を燃焼させることができます。
ダイエットというと、ジョギングや筋トレ、食事制限など、自分に厳しくならざるをえないと思いがちです。滑舌の練習をダイエットだと思ってやれば、そこまで辛くはないはずです。カラオケなどで滑舌を意識して歌ってみるというだけでも少しは違ってくるかもしれません。
脂肪が滑舌の邪魔をする場合
太っていても早口でペラペラと喋れる人や、特に問題なく聞き取れる声で話せる人もいます。その人達は脂肪のつき方が声に影響していないか、脂肪によって制限されなくなるほど表情筋や舌の筋肉が強いかのどちらかです。太っているから滑舌が悪いと感じるのであれば、顔の筋肉を特に意識して鍛え、滑舌よく話せるようになりましょう。
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