肩こりと滑舌の関係
慢性的な肩こりに悩んでいる人はいませんか? 特に何もしていないのに肩がこる場合、その肩こりは滑舌の悪さと関係しているかもしれません。
今回は肩こりと滑舌の関係について説明します。
肩こりと滑舌の関係
(1) 噛み合わせが悪いと肩がこりやすくなる
滑舌の悪さが肩こりを引き起こしている場合、その滑舌の悪さは噛み合わせの悪さが原因と考えられます。歯も骨格の一部ですから、歯並びや噛み合わせが悪いと、歯の周辺の骨格、つまり首筋から肩にかけての骨格にも影響を及ぼします。
首筋や肩の骨格に無理が生じると、筋肉でその分を補おうとします。すると、少し話しただけでも首筋や肩の筋肉に余計な力が入るので、肩がこりやすくなってしまいます。
(2) 滑舌を治すことで肩こりも一緒に治していく
噛み合わせの悪さが深刻な場合は、歯列矯正をしなければなりません。矯正は歯並びだけを治すもののように思われるかもしれませんが、顎の骨格の位置を治すことでもあります。いずれにせよ、歯周辺の影響し合っている骨格全てを整えることになるので、もし噛み合わせが悪くて肩がこるのだとわかった場合は矯正をした方がいいかもしれません。
噛み合わせが少し悪いくらいであれば、無理に高額な医療費を払って矯正をしなくても、滑舌の練習をするだけで効果があります。顎関節の動きに特に注意して滑舌の練習をするようにしましょう。口を動かすことで周辺の筋肉もほぐし、血行をよくして肩こりも緩和することができます。
肩こりは様々な原因によって起こる
首筋や肩は体中の他の部位に比べてこりやすい部位です。肩がこるからといって、必ず滑舌や噛み合わせの悪さが原因ということにはならないでしょう。単純にデスクワークのしすぎということもあります。肩こりに悩まされている人は多角的な視点で治すように取り組んでください。
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