滑舌が悪くて、「し」が言えない場合の練習法

滑舌が悪くて、「し」が言えない場合の練習法

滑舌が悪くて、「し」が言えない場合の練習法

た行ではありませんが、「ち」に似て発音がしにくい音があります。「し」がその音です。

 

今回は「し」の発音練習について説明していきます。

 

「し」の練習方法

「し」 がうまく言えない人の特徴

「し」がうまく言えない人は「ち」と同じで、舌先が上手に使えていない可能性があります。ただし、「し」の場合は舌先を口蓋につけず、舌全体を少し奥に引っ込めます。

 

「し」が苦手な人は「ひ」の発音と混じってしまっていることがあります。「ひどい」を「しどい」と言ってしまったりするのがその例です。

 

「い」の口の形をした時の舌先の位置が正しくないため、「ひ」なのか「し」なのかわからない発音になってしまうのです。

 

「し」 のトレーニング

「し」の発音は、「い」の形をした時の舌の正しい位置を知ることから始めましょう。さ行では、舌先は口蓋につけず、舌先と口蓋の間から息を吐き出すことで発音します。「し」の場合も他のさ行と同じように舌先と口蓋の間から息がちゃんと吐き出されているかを確認します。

 

「し」が「ひ」と混同していまう人は、「し」を発音しようとする時、舌先と口蓋の間から息が抜け出ていかず、口の中に息が留まってしまっていると思われます。「し」の発音をする時は、息が舌先にかかり、口の外に出て行くように意識して吐き出すといいです。

 

「い」の口の形ではすぐにできなくても、まずは「すー」と息を吐き出す練習から始めてみるのもいいでしょう、息が舌先を通って外に吐き出されていくようになったら、口を「い」の形にして「しー」と吐き出す練習してみましょう。

 

「し」は舌先から息を吐き出すことが大事

会話中に口を瞬時に横に開き、舌を引っ込め、舌先から息を吐き出す「し」の発音は、他の発音に比べて一度にすることが多いです。息がちゃんと吐き出されているかを意識してみるだけでもやってみると少しは滑舌よく発音できるようになります。

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