音読・朗読の滑舌への効果
滑舌は声に出してみることが一番の練習になります。正しい口の形を覚えたり、舌の使い方を練習したりすることも大事ですが、声に出した時にきちんと発音できていなければ意味がありません。
今回は音読や朗読の滑舌への効果について説明します。
音読・朗読の滑舌への効果
(1) 声に出してみる
滑舌をよくするためには、口の開き方や舌の使い方が上手になる必要があります。母音をはっきりさせるために口を大きく開ける努力をし、子音を区別するために舌回し運動やストローを使った練習で舌の筋肉を鍛えます。
しかし、それは美滑舌の基礎でしかありません。日常的な会話中に口と舌が滑らかに連動し、一音一音はっきりと正しい発音で話せるようになるには、声に出して練習してみることが重要です。
小説でも漫画でも、声に出して読んでみましょう。すると、文章を見て、その文章を声に出して読んで、その声を自分で聴くことができます。長い文章は意外とすらすらと読めないものです。滑舌がよければ初めて読む文章でも声に出して間違えずに読めます。
(2) 決められた文章を読んでみる
日常会話は、話の流れに沿ってその時その時で思ったことを口に出します。話し相手が言ったことやその前に自分が言ったことを踏まえて、瞬時に何を言うかを決めなければいけません。音読や朗読では、予め決められた文章を読むだけでいいので、自分で何を言うかを考える必要がなく、滑舌に集中して読むことができます。
小説のある一ページの同じ文章を、噛まずにきれいな発音で言えるまで何度も読んでみましょう。何度も同じ文章を読むことで、口や舌に余計な力が入らなくなり、すらすらと正しい発音で読めるようになります。
他人に聞かれることを意識してみる
音読や朗読は他人に聞かれることが前提となります。いい滑舌で読まないと相手に読んでいる内容が伝わりません。声だけで相手に話の内容が伝わるように練習しましょう。
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