簡単な滑舌トレーニングについて
滑舌トレーニングは、誰でも簡単に行なえるものですが、最初から難しい練習文に挑戦してしまうと、モチベーションを保つことが難しく、継続することができなくなります。
そもそも、舌の形や歯並びといった先天的な問題でない限り、短期間で滑舌をよくすることは難しいのです。ゆっくりと時間を掛けて、トレーニングに取り組んでいく必要があります。
そこで、今回は毎日無理なく継続できる、簡単な滑舌トレーニングを紹介していきます。
簡単な滑舌トレーニング
(1)舌の筋肉を鍛えるトレーニング
- 口を閉じる
- 下唇と歯茎の間に舌を挟む
- 左の奥歯から右の奥歯へ舌を動かす(舌の先に力を入れること)
- 今度は右の奥歯から左の奥歯へ舌を動かす(力をゆるめずに)
- @〜Cを3セット
- 上唇と歯茎の間に舌を挟んで、同じように3セット
トレーニングを終えた後、舌の筋肉が疲労していたら効果が得られている証拠です。
滑舌は舌の筋肉や表情筋の衰えによって、悪くなっていきます。
(2)舌のストレッチ
舌のストレッチはとても簡単です。
20秒間、舌を指で掴んで伸ばすだけ。指が汚れるのが嫌な人はティッシュを使いましょう。
会議前や朗読前には舌のストレッチを行なうことで、滑舌が大きく改善されます。
ストレッチは舌を動かす前の準備運動ですから、早口言葉を練習する前に行なうのも良いでしょう。
苦手な音を確かめることが改善のポイント
一般的には、サ行、ラ行、濁音などが滑舌が悪くなってしまう音として上げられています。
しかし、滑舌には個人差があり、サ行は得意でカ行が苦手という人もいます。
方言などの問題もあり、「滑舌が悪い人は、この音が苦手」と断じることはできないのです。
まずは自分の苦手な音を探してみましょう。早口言葉も、苦手な音を多く含むものを繰り返し練習していくほうが高い改善効果を得られます。
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